中学受験における個別指導の在り方について

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ある日突然ご自分のお子さんが「中学受験をしたい。」と言い出してビックリされているご家庭もあれば、親御さん主導でもともと中学受験を目標にしておられるご家庭もあることでしょう。

中学受験が一般的になりつつあるご時世ですが中学受験を目標とした学習塾に通うことなく希望する中学校に入学することは至難の業と言えることでしょう。

学習塾にも色々な形態がありますがそのひとつに生徒一人一人をマンツーマンで教える個別指導というものがあります。子供はそれぞれ個性を持っており小学生の高学年の時期においては学習能力や成績などにもそれぞれ個人によって大きく異なる場合が多いです。多人数体制の形態においては出来る子とそうではない子の差が大きかったりして授業について行けないとか、逆に能力を伸ばしきれるチャンスを失ってしまう可能性があることも事実です。個別指導はそのような欠点を補う方法であり生徒の勉強の理解度や進捗状況に合わせてきめ細やかな指導を行うことが可能です。

そのような背景もあって中学受験個別指導塾に通う生徒も増加傾向にあるようですが、この場合は指導する側の講師の資質が問われることは想像に難くはありません。

この時期の子供は素晴らしく能力が飛躍する時期であるとともに情緒的には未熟で何かと不安に陥ることも多々あることでしょう。勉強しても成績が上がらないとか勉強ばかりではなく時には遊びたい、もう勉強することに疲れてしまった、受験も止めてしまいたいなど数え上げたらキリがありません。

そんなとき個別指導の講師の手腕が問われるわけですが講師であることと同時にある意味カウンセラーとしての資質も問われることになる場合もあり得ます。

ただ勉強を教えることだけが使命ではなく、一緒に困難を乗り越えて合格を勝ち取る、目標へと導き到達するそんな役割が必要とされるのです。またその子供の個性を敏感に察知してその子供にに合った指導方法を見つけ出す能力も有することが重要でしょう。この辺りは子供と講師の相性も関わって来るのでなかなか難しいところかも知れません。

また個別指導において陥りやすいのが競争心の欠如です。子供は個人差もありますが互いに競い合って能力を伸ばして行くという側面もあり個別指導ではある意味過保護と同じような状況になってしまう可能性もあります。このような状況をどのような方法で打開していくのかも重要だと思われます。

いずれにしろ子供の個性を見極めどのような方法で成績を伸ばしていくのかプランニングが大事でしょう。